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「僕のイッツアビューティフルサンデー」    作:吉田智道 

第1話

僕は悩んでいた。

え?何を悩んでるかだって?

うるさい。黙ってろ!

これから言おうとしてるのに!

ごちゃごちゃ言ってんじゃねえぜ!

話す気が無くなるじゃねえか!

やる気がなくなるぜ。

やる気が無い。

やる気

無し

死。

 

僕は悩んでいた。

 

暖房が効きすぎて暑い。

行きたくも無い学校を仮病を使って早退し、家に着いたときはとても寒くて、最高温度に設定したんだ。最高温度を上まらせてやろうと、リモコンの温度△のボタンを何回も押してやったぜ。

「早く暖かくしやがれ、てめえ!」

ピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピ……

 

うわ!エアコンから煙が!

僕はまずいと思って、急いで温度▽を押した。

 

やがて煙は治まり、罪悪感が残った。

エアコンを5分止めてやり、またつけた。今度は最高温度にせず、2度低めにした。しばらくすると段々暖かくなり、僕は既に大の字になっていた。

段々暖かくなり、寒さは無くなった。

 

寒さが無くなったとたん、また思い出す。

 

僕にはやる事が無い。やる気が無い。無い。無い。無い。




                                    

                                つづく











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